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ふたたび出会う。 
        いまこそ出会う。時代を彩った名作から貴重な国内初上映作品まで 映画館から未あな来たへつなぐ12本のマスターピース
『ラスト・エンペラー』(c) Recorded Picture Company

12ヶ
        ⽉連続名作上映プロジェクト「12ヶ⽉のシネマリレー」

『ギルバート・グレイプ』  『アナザー・カントリー』  『殺し屋たちの挽歌』  『黒い牡牛』  『裸のランチ』  『ラストエンペラー』『カラヴァッジオ』  『マリリンとアインシュタイン』  『薔薇の名前』  『左利きの女』  『ことの次第』  『クライング・ゲーム』
Star BS10

『ラストエンペラー』で米アカデミー賞作曲賞を
日本人として初受賞した音楽家・坂本龍一さんが、3月28日に逝去されました。

心より哀悼の意を表しますとともに謹んでご冥福をお祈りいたします。

2022年8⽉5⽇(⾦)より
      ヒューマントラストシネマ渋⾕、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開 2022年8⽉5⽇(⾦)より
      ヒューマントラストシネマ渋⾕、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開
※毎月第1金曜より上映(一部劇場を除く)
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映画『クライムス・オブ・ザ・フューチャー』 映画『ビデオドローム|4K ディレクターズカット版』

Trailer

Lineup

いままでも、これからも。
            決して色褪せない12本の名作とともに巡る12ヵ月。〈映画館〉という最高の環境で”一期一会”の体験を。 いままでも、これからも。
            決して色褪せない12本の名作とともに巡る12ヵ月。〈映画館〉という最高の環境で”一期一会”の体験を。

20世紀後半、映画の黄金時代に生まれた輝かしい名作を月替わりでお届けする、
異例の12ヶ月連続上映プロジェクト<12ヶ月のシネマリレー>。

この新たな企画では、レストア版・劇場未公開・国内最終上映を含めた、未来へ継ぐべき貴重な12作品をセレクト。

巡る季節を味わうように1ヶ月に1作品ずつ、<映画館>だからこそ出会える“一期一会”の体験を。

ギルバート・グレイプ
アナザー・カントリー
殺し屋たちの挽歌
黒い牡牛
クライング・ゲーム
ラストエンペラー
カラヴァッジオ
マリリンとアインシュタイン
薔薇の名前
左利きの女
ことの次第
裸のランチ
第1弾 2022/8/5(金)~

ギルバート・グレイプ

What's Eating Gilbert Grape
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第66回 アカデミー賞® 助演男優賞ノミネート

第51回 ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート

アイオワ州の小さな町、身動きできないほど太った過食症の母と知的障害を持つ弟の世話に明け暮れる青年ギルバート。ある日、トレーラーで旅する自由な少女と出会い、自分の人生を見つめ直す姿を描いたヒューマンドラマ。ハルストレム監督のハリウッド進出2作目。アカデミー賞®助演男優賞にノミネートされたL・ディカプリオの好演が光る。


  • 監督:ラッセ・ハルストレム
  • 原作・脚本:ピーター・ヘッジズ
  • 撮影:スヴェン・ニクヴィスト
  • 出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス
  • 1993年/アメリカ/118分/カラー/ビスタ
TM & © MCMXCIII by Paramount Picture Corporation. All Rights Reserved.
第2弾 2022/9/2(金)~

アナザー・カントリー HDニューマスター版

Another Country
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第37回 カンヌ国際映画祭 最優秀芸術貢献賞

1932年、英名門パブリック・スクールの優秀な寮生であるガイ。彼のブルジョア的思考を軽蔑しながらも心惹かれている親友ジャドだったが、ガイは別の寮に暮らす美少年ハーコートに心を奪われ…。同性愛や共産主義に傾倒していく男子学生たちをR・エヴェレット、C・ファースらが演じ、絶大な人気を博した青春ドラマ。


  • 監督:マレク・カニエフスカ
  • 製作:アラン・マーシャル
  • 原作・脚本:ジュリアン・ミッチェル
  • 出演:ルパート・エヴェレット、コリン・ファース、マイケル・ジェン、ロバート・アディ、トリスタン・オリヴァー、ケイリー・エルウィス
  • 1984年/イギリス/90分/カラー/ビスタ
© 1984 Eastern Counties Newspaper Group. All Rights Reserved.
第3弾 2022/10/7(金)~

殺し屋たちの挽歌

The Hit
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※劇場未公開

強盗仲間を裏切りスペインに隠れ住む男。彼の元へ送り込まれた二人のヒットマン。運悪く巻き添えになった一人の女。それぞれの思惑が交錯しながら、奇妙な四人組の旅が始まる…。アカデミー賞®作品『クィーン』のフリアーズ監督がT・ロスら後年実力派としてブレイクする俳優を起用した幻のクライム・サスペンス。


  • 監督:スティーヴン・フリアーズ
  • 製作:ジェレミー・トーマス
  • 音楽:パコ・デ・ルシア
  • 出演:ジョン・ハート、ティム・ロス、テレンス・スタンプ、ジム・ブロードベント
  • 1984年/イギリス/98分/カラー/ビスタ
© MCMLXXXIV Central Productions Limited. All Rights Reserved.
第4弾 2022/11/4(金)~

黒い牡牛 レストア版

The Brave One
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第29回 アカデミー賞® 原案賞

※国内最終上映

メキシコの農村、母を失った少年レオナルドは1頭の仔牛ヒタノを育てあげるが、やがてヒタノは闘牛場へ送られ…。美しい映像と音楽で彩ったアカデミー賞®原案賞受賞の感動のドラマ。赤狩りでハリウッドを追われた名脚本家D・トランボが偽名で原案を執筆。そのためアカデミー賞会場に受賞者が現れなかったという反骨精神に溢れた曰くつきの作品。


  • 監督:アーヴィング・ラッパー
  • 原案:ロバート・リッチ(ダルトン・トランボ)
  • 音楽:ヴィクター・ヤング
  • 出演:マイケル・レイ、ロドルフォ・ホヨス・Jr、エルザ・カルデナス
  • 1956年/アメリカ/100分/カラー/シネスコ
© 1956 by RKO Radio Pictures, Inc. All Rights Reserved.
第5弾 2022/12/2(金)~

クライング・ゲーム デジタルリマスター版

The Crying Game
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第65回 アカデミー賞® 脚本賞

S・レイ演じるIRA(アイルランド共和軍)のテロリスト・ファーガスは人質の兵士と奇妙な信頼関係で結ばれる。しかし兵士は恋人への伝言を残して死に、ファーガスはロンドンに住む彼の恋人を訪ねるのだが…。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のN・ジョーダン監督が巧みなストーリーテリングで描く、極上のラブ・サスペンス。


  • 監督・脚本:ニール・ジョーダン
  • 出演:スティーヴン・レイ、ミランダ・リチャードソン、フォレスト・ウィテカー
  • 1992年/イギリス/112分/カラー/シネスコ
© Palace (Soldier's Wife) Ltd. and Nippon Film Development & Finance Inc. 1992
第6弾 2023/1/6(金)~

ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア

The Last Emperor
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第60回 アカデミー賞®作品賞・監督賞 ・脚色賞・撮影賞ほか9部門

第45回ゴールデングローブ賞 作品賞・監督賞・脚本賞・最優秀作曲賞

第12回 日本アカデミー賞 外国作品賞

1950年、満州国戦犯として中国へ護送された溥儀は手首を切って自殺を図る。薄れゆく意識の中、半生の記憶がまざまざとよみがえる…。清国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の激動の生涯をベルトルッチ監督が圧倒的スケールで描いた歴史大作。アカデミー賞®作品賞ほか全9部門受賞、日本人初の作曲賞に輝いた坂本龍一は出演も果たしている。


  • 監督:ベルナルド・ベルトルッチ
  • 製作:ジェレミー・トーマス
  • 音楽:坂本龍一、デイヴィッド・バーン、スー・ソン
  • 出演:ジョン・ローン、ピーター・オトゥール、ジョアン・チェン、坂本龍一
  • 1987年/イタリア、イギリス、中国/163分/カラー/シネスコ
© Recorded Picture Company
第7弾 2023/2/3(金)~

カラヴァッジオ

Caravaggio
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第36回 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(優秀個人賞)受賞

1610年、浮浪者や娼婦をモデルに聖者を描いたイタリア・ルネッサンスの異端の画家カラヴァッジオ。彼の数奇な生涯を鬼才D・ジャーマン監督が大胆な解釈で映画化した伝記ドラマ。実際のカラヴァッジオの絵画も多数登場する。オスカー俳優T・スウィントン映画デビュー作であり、アカデミー賞®常連のS・パウエルが担当した衣装も必見。


  • 監督:デレク・ジャーマン
  • 音楽:サイモン・フィッシャー・ターナー
  • 出演:ナイジェル・テリー、ショーン・ビーン、ティルダ・スウィントン
  • 1986年/イギリス/93分/カラー/ビスタ
© 1986 Derek Jarman
第8弾 2023/3/3(金)~

マリリンとアインシュタイン

Insignificance
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第38回 カンヌ国際映画祭 フランス映画高等技術委員会賞

『地球に落ちて来た男』のN・ローグ監督による異色の会話劇。ニューヨークの夜、1950年代アメリカを体現する著名人が、とあるホテルの一室に集合。性や人間関係、宇宙の問題に至るまで多様な議論が展開される。マリリン・モンロー、アインシュタインなど、誰もがわかる外見と作り込んだ演技も素晴らしく、不条理極まるラストも圧巻。


  • 監督:ニコラス・ローグ
  • 製作:ジェレミー・トーマス
  • 出演:テレサ・ラッセル、マイケル・エミル、ゲイリー・ビューシイ、トニー・カーティス、レイ・チャールソン
  • 1985年/イギリス/110分/カラー/ビスタ
© MCML XXXⅤ Zenith Productions Limited. All Rights Reserved.
第9弾 2023/4/7(金)~

薔薇の名前 レストア版

The Name of The Rose
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第41回 英国アカデミー賞 最優秀主演男優賞 ・最優秀メイクアップ賞

宗教裁判が激化する14世紀。S・コネリー扮する修道士ウィリアムと弟子アドソはイタリア北部の修道院で奇怪な連続殺人事件に遭遇、真相解明に奔走するが…。『愛人/ラマン』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のJ・J・アノー監督がU・エーコの同名ベストセラー小説を実写映画化したゴシックの香り高い重厚なミステリー。


  • 監督:ジャン=ジャック・アノー
  • 原作:ウンベルト・エーコ
  • 出演:ショーン・コネリー、F・マーレイ・エイブラハム、クリスチャン・スレイター
  • 1986年/フランス、イタリア、西ドイツ/130分/カラー/ビスタ
© 1986 Neue Constantin Film Produktion GmbH
第10弾 2023/5/5(金)~

左利きの女 4Kレストア版

Die linkshändige Frau
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※劇場未公開

寒々しい結婚生活に空しさを感じ、一人息子を連れて夫に別れを告げたマリアンネが、自らの人生を取り戻していく姿を描いたヒューマンドラマ。ノーベル文学賞作家であり、ヴェンダース作品の脚本家でもあるP・ハントケが監督をつとめた。小津安二郎へのオマージュともされ、ヴェンダース・フィルモグラフィーの中の隠れた佳作。


  • 監督・脚本・原作:ペーター・ハントケ
  • 製作:ヴィム・ヴェンダース
  • 撮影:ロビー・ミューラー
  • 出演:エディット・クレバー、ブルーノ・ガンツ、リュディガー・フォグラー
  • 1977年/西ドイツ/111分/カラー/スタンダード
© Wim Wenders Stiftung 2015
第11弾 2023/6/2(金)~

ことの次第 4Kレストア版

Der Stand der Dinge
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第39回 ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞

古典SF映画のリメイクは資金難で中断、ポルトガルのシントラ海岸で立ち往生した撮影クルーの停滞と苦悩を描いたハリウッド映画へのオマージュ。F・コッポラに招かれて撮影した『ハメット』と並行して制作され、当時のヴェンダースの苦い経験が色濃く反映されている。S・フラーやR・コーマンら伝説的映画人の客演も話題となった。


  • 監督:ヴィム・ヴェンダース
  • 出演:パトリック・ボーショー、イザベル・ヴェンガルテン、ポール・ゲッティ3世、サミュエル・フラー、ロジャー・コーマン
  • 1982年/西ドイツ/121分/モノクロ/ヨーロピアン・ビスタ
© Wim Wenders Stiftung 2015
第12弾  2023/7/7(金)~

裸のランチ 4Kレストア版

Naked Lunch
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第57回 NY映画批評家協会賞 最優秀脚本賞 ・最優秀助演女優賞

第26回 全米批評家協会賞 最優秀監督賞・最優秀脚本賞

1953年、ニューヨーク。害虫駆除員のリーは誤って妻を射殺、ドラッグに溺れ、謎の生物に言われるままスパイ活動に巻き込まれていく男の冒険譚。映像化不可能と言われたW・S・バロウズの代表作を鬼才クローネンバーグ監督が映画化し、カルト的人気を誇る問題作。バロウズ自身の半生を盛り込み、大胆な脚色と鮮烈な想像力で描く。


  • 監督・脚本:デヴィッド・クローネンバーグ
  • 製作:ジェレミー・トーマス
  • 原作:ウィリアム・S・バロウズ
  • 出演:ピーター・ウェラー、ジュディ・デイヴィス、イアン・ホルム、ジュリアン・サンズ、ロイ・シャイダー
  • 1991年/イギリス、カナダ/116分/カラー/ビスタ
© Recorded Picture Company (Productions) Limited and Naked Lunch Productions Limited. 1991.